7月17日(日)、兵庫県民会館にて開催された
「感染症予防 歯科衛生士講習会」に参加してきました。

歯科の臨床現場では 唾液や血液に触れる機会が多いので
院内での感染を防ぎ、
患者様に安心して治療を受けていただくために、
医療安全対策の最新の知識を習得することが重要です。

今回の講習では、

「最新の感染症事情」
「院内の感染予防管理について」
「歯科診療所における医療安全管理体制について」

という項目に分けて学んできました。

とみた歯科医院でも、通常初診の患者様の問診では
病歴やアレルギーの有無、服用している薬剤の情報などを
十分なコンサルティングで収集しています。

また術中も 薬剤等が衣服や顔に付着しないように注意したり、
痛みがある場合の合図も事前に決めています。

口の中で鋭利な器具や、加熱した器具を扱うこともあり、
細心の注意も必要です。

処置後に起こりうることはあらかじめ説明し、
患者様の不安を取り除くよう努力しています。

しかしながら時折大事には至らなかったものの、
ヒヤッとすることもあります。

その場合は、きちんとミーティングで報告し、
ドクター スタッフ間で情報を共有し、
再発防止策を徹底することが重要だと再認識しました。

最後に・・・
グローバル化が進み、
デング熱や、SARSなどの感染症も対岸の火事ではなくなってきています。

別の切り口からみれば 一旦感染症が拡大すれば、
日経平均株価にも影響があるので、
日本経済の観点からも
感染症のデータ分析が必要であるというのは興味深いものでした。

歯科衛生士 冨田

とみた歯科医院