日本歯周病学会学術大会に参加してきました
さる5月15日(金)、16日(土)、千葉の幕張メッセにて開催された日本歯周病学会学術大会に友人と参加してきました。
近年、歯周病が糖尿病や動脈硬化症など様々な全身疾患のリスクを高めることが明らかになってますが、
今回の学会では腸内細菌叢とも関連するという報告があったことはとても興味深かったです。
毎日歯周病原菌を大量に飲み込むことにより、
腸内細菌のバランスが崩れ、有害物質が増加することによって様々なリスクファクターになる可能性があるということでした。
また私の愛読書「アレルギーの9割は腸で治る!」の著書である藤田絋一郎先生の
講演を聴けたことはとても感慨深いものでした。
私たちの身体の免疫システムの70%は腸内細菌
残り30%は心で決まると藤田先生はおっしゃっていますが
免疫力をアップし、ストレスに強くなるためには、
添加物の入っていない手作りの食事を食べ、笑いのある生活を送ることが必要ということです。
今後患者様に歯周病についての説明をする際に
腸内環境、免疫環境を整えることが、全身の体質改善につながることを付け加えていきたいと思いました。
歯科衛生士 冨田委久子